子供ってゲームやテレビが大好きですよね。放っておくと、家の中でじーっと座ってそんなことばかりしていませんか?やっぱり体を動かしてほしい。でも外には行こうとしない。もしくは雨や猛暑や極寒で行けない。そんなときは家の中で体を使った遊びはどうでしょう??子供だけでなく、お母さんも運動不足解消になる楽しい家の中でできる室内遊びを紹介します。雨の日にもおすすめですよ。
ゴールデンエイジ期間に運動を!!
ゴールデンエイジってご存知ですか?子供の運動能力が飛躍的に伸びる5歳から12歳のことをゴールデンエイジ・プレゴールデンと呼びます。
この子供の運動神経を伸ばす最重要な時期である、5~9歳のプレゴールデンエイジや9~12歳のゴールデンエイジの時期に家でゲームばかりして、身体を動かさないのはもったいない!この期間にその後の人生の運動神経が決まるといっても過言ではないのです。この期間にいろんな運動をしたり、体をつかって遊ぶのがとっても大切。今回は子供の運動不足を少しでも解消する為、室内で出来る楽しい運動をいくつか紹介していきたいと思います。
じゃんけんを取り入れた色々な室内運動
子供は全員、じゃんけんが大好きだと私は思っています。レストランでの待ち時間やドライブでの渋滞、子供が「まだー?」と退屈している時も「じゃんけん勝負だ!」と言うと、目をキラキラさせながら「最初はグー」と、じゃんけん勝負を始めます。じゃんけんは運で勝負が決まるので、子供からすると大人にも勝てる遊びというのがいいのかもしれませんね。
そんな子供が大好きなじゃんけんを取り入れた遊び運動を2つ紹介します。
開脚じゃんけん
2人で対面に並んで両足をピタッとくっつけて立ち、じゃんけんに負けた方が「かかと」→「つま先」→「かかと」→「つま先」の順で、交互に少しずつ開いていきます。バランスを崩して倒れたり、これ以上足を開けなくなったら負けという遊びです。
左右だけでなく、前後に足を開くパターンもいいかと思います。開脚状態を保つ事でのバランス感覚や、柔軟性を養うのが目的です。あまりやり過ぎると股関節が痛くなる場合もあるので、無理ない範囲で遊びましょう。子供が勝ち過ぎて、親の方が翌日に筋肉痛という事もありますが、とても楽しく遊べます。
新聞紙じゃんけん
1人づつ1枚の新聞紙の上に乗って向かい合ってじゃんけんをします。じゃんけんに負けた方は新聞紙を半分に折って、その半分になった新聞紙の上に乗ります。これを繰り返していき、新聞紙の上に立っていられなくなった方の負けです。だいたい4回負けたあたりからバランスを取るのが難しくなってきます。バランスを保つことで体幹を鍛えるのが主な目的です。
床によっては新聞の上に立つと滑る危険もあるので、その時は新聞紙ではなく、使わなくなったタオルを代替品にするなどして下さい。バランスを崩した時にぶつかる危険もあるので、遊ぶ前に周りに何もないか注意が必要です。
運動だけをさせようとしても、しんどいやツライといった気持ちしか残らず、子供が運動という行為を嫌がる可能性があります。一番いいのは、子供が遊んで楽しみながら運動をしていることが理想的です。
じゃんけん勝負をメインとして楽しみながらやる事で、またあの遊びをやりたいと積極的にやってくれると思います。
玩具を使って遊びながら運動をしよう
テレビゲームと違って、昔の子供たちが遊んでいた玩具の「お手玉」や「けん玉」は、体を使って遊ぶので、運動神経を伸ばすのにはとても良いです。
特に「けん玉」は、一見すると手だけを動かしているように見えますが、玉を上手く乗せるためには体のバランスをとるのが重要となり、手や腕以外にも膝などの下半身を使うので、まさに全身運動と言えるでしょう。さらには集中力を養う脳活性効果もあるのではないかと注目されているそうです。
寒くなってくると外を歩くのが億劫になる。室内でできる運動でいいのはないかと思っていたら、今日うってつけの情報を見つけた。「けん玉」だ。これをやると足腰が鍛えられ、ウォーキングするのと同じ効果があるそうだ。段位があるのも励みになる。いっちょやってみるか。
— みずく@エンカウンター (@buddasati) December 3, 2015
ボール遊びなどは部屋の中だと、あまり投げたり、蹴れたりできず、子供にとっては物足りないかと思います。しかし、「けん玉」や「お手玉」であれば広いスペースでなくとも遊べます。
初めのうちはなかなか上手く出来ずにイライラしてしまう子供もいるかもしれませんが、親も一緒に簡単な技などでもいいので練習していきましょう。
療育現場や幼児教室でも使われているおすすめ室内玩具
バランス感覚を養うリバーストーンズ
リバーストーンズという部屋の好きなところにおいてその上を歩いたりジャンプしたりするバランス玩具なのですが
療育施設でも幼児教室でもどちらの教室でも用意されていたのがこの玩具でした。
並べて歩くだけでも「落ちたらワニが待ってるよ!」の一声だけで大盛り上がり。
難易度をあげて黄緑と赤だけ踏んでゴールを目指してみよう。やストーンの幅を広げるだけでも難易度が調整できるので
幅広い年齢で遊びながらバランス感覚が養えます。
バランスストーンのみんなの口コミ評判
今日のサーキットルームは #バランス感覚 を身につける為、#平均台 や #バランスストーン などを使って体感を鍛えよう!#武蔵野市 #吉祥寺 #東京 #運動 #体育教室 #発達障害 #運動 #子供 #発達 #悩み #3歳児検診 pic.twitter.com/PjR1puU8Ot
— 株式会社GIFTED (@GIFTED03834957) June 28, 2019
体力持て余してるお子さんいるママパパさん!
— こけどなう@令和ママ研究 (@margit_nao) April 2, 2020
こちらのバランスストーン、Amazonで6000円くらいでちょっと高かったけど、買って良かった!
子どもが何十回も往復してて楽しそうだし体力も使う。そして重ねて収納できるのも良き✨ pic.twitter.com/SAirdzSVZw
この三角のはバランスストーンという飛び石遊びが出来る室内遊具なのですが私の運動不足を解消どころか筋肉痛にまでしてくれた優れものです
— チカ母 (@Chika_mother) April 12, 2020
重ねて収納出来るのもポイント高い
天辺に白い丸が付いてるのはまた別のメーカーさんのです pic.twitter.com/bVc3YT8cNz
子供用バランスボール
バランスボールは体幹を鍛えるのにおすすめです。こちらも療育施設で使われたりしています。療育と体幹を鍛えることというのは密接に関わりがあるのですね。体幹を鍛えると姿勢もよくなり、授業中椅子に長時間座っていてもふにゃふにゃとなることがありません。バランスボールの使い方も多種多様にあります。上に乗ってポヨンポヨン跳ねるのはもちろんのこと、転がしたり、寝ころがって足と手でバランスボールが落ちないように転がしたり。おすすめは椅子替わりにバランスボールを使うこと。バランスボールは座るだけで体幹が鍛えられるので椅子にするだけで自然と姿勢がよくなるのです。大人の方なら姿勢が正されるので腰痛防止にもなります。ほかにもYOUTUBEなどでたくさんバランスボールの遊び方が紹介されているのでおすすめです。大人用のバランスボールをお持ちの方は多いかもしれませんが、サイズが合わないボールを使うとケガの元なのでお子さん用のサイズの合ったバランスボールを使用しましょう。
こんなに可愛いバランスボールもあります。ちょっとお値段はりますが、すべり止めつきですしお椅子代わりにもなるし、遊べるしと思えば、長く遊べる玩具なのでコスパは良い感じがします。お勉強椅子買わなくていいですもんね 笑
バランスボールのみんなの口コミ評判
ダウン&ASDの息子はSPクラスに在籍しながら通常級にもちょくちょくお邪魔してるんですけどそのクラス担任がクラウドで資金を集めフレキシーと名付けた選べる座席を導入。床に座る、立つ、バランスボール、ロッキングチェアなど子供が一番落ち着く場所で勉強が出来る試みをしています。 pic.twitter.com/ELmVcOu5O4
— MAI (@fredy0027) April 12, 2017
在宅のお供に、バランスボール購入。
— ヒロこ (@hiro49daileo) April 12, 2020
子供がフンコロガシ並にずっと転がして遊んでるけど。
エクササイズ用の小さいバランスボールが室内で3歳の遊びに大活躍。そこまで跳ねないから室内でも安心して転がしたりちょっと蹴り合ってみたり… 本来の使い方を間違えててごめんなさい。しかし子供には適度な運動になってなかなか良い。
— キイロイトリ@3y👦9m👶育休中 (@yukiusagi2626) April 10, 2020
家庭用トランポリン
トランポリンも体幹を鍛えることのできるおすすめ玩具です。療育施設でも、幼児施設でも利用されていました。体幹、バランス感覚、リズム感、腹筋、背筋。運動神経に必要な要素をたくさん伸ばすことができます。跳ねるだけでも、音楽に合わせて足ふみしたり。汗をかくほどおどろくほど体力を使うので運動不足にとってもおすすめです。お母さんも一緒に利用できるのでダイエットにもなりますよ
トランポリンのみんなの口コミ評判
自粛生活が続き、できるだけ外に出ない、止むを得ず外出る時は車移動になっているこの頃🚗運動不足と実感しているので、ずーっとしまっておいたトランポリンを引っ張り出して毎日子供と飛んでいます(笑)すぐ疲れちゃうから、体力が落ちているので毎日継続してみようかな💡痩せたらラッキー🥰 pic.twitter.com/6oSspr6Atq
— Aya (@granzioso_a) April 15, 2020
子供との外出自粛生活で取り入れて良かったもの1位は今のところ
— 安藤彩子 (@twotwomo2go) April 10, 2020
トランポリン。
危なくない板型のもので、これはとても良い。
あと夫の提案で、子供の時間割に掃除の時間を入れたのも非常に良かった。
他に良かったものがあれば知りたい! pic.twitter.com/bbSdo7jsf1
家の手伝いをしながら運動しよう
家が綺麗になって、さらに子供の運動にもなる一石二鳥の家事が雑巾掛けです。雑巾掛けは、四つん這いの体勢を維持して走るという腕足を使った全身運動です。
腕や足の筋肉を鍛え、さらにバランスを取りながら進む必要があるので、体幹や集中力の強化にもなります。
幼児の時は、雑巾をちゃんと絞れずに床が水浸しになったり、好き勝手走り回って、ちゃんと掃除になってない事もあると思います。しかし、それで怒っては逆効果です。
子供が楽しくできるように、仕上げは大人が綺麗に拭き取ってあげましょう。
子供の走り回れて楽しいという気持ちや、お手伝いをして親の役に立っているという気持ちを大事にした方がいいと思います。
雑巾掛けをしてもらった最後には「お部屋がこんなに綺麗になった!ありがとう〜」と感謝の気持ちを伝えることで、子供も「親の役に立ったんだ!」と嬉しくなり、また次の雑巾掛けを頑張ってくれるハズです!
親も一緒になって、子供の体を動かす時間を増やしていこう
今回は遊びながらできる室内運動を紹介しました。
子供の運動能力の低下は、ただ単に体力の低下や、スポーツが苦手になっているだけと思われるかもしれませんが、それだけの問題ではありません。
姿勢を保つ筋肉がないことでフラフラしたり、身体を上手くコントロールすることができず、できない事が増える可能性もあります。
体を自分の意志で動かす行為は、神経系をはじめとする体の発達に伴って、高度なものになってくる。しかし、近年では、子どもが靴のひもを結べない、スキップができないなど、体を上手にコントロールできない、あるいはリズムをとって体を動かすことができないといった、身体を操作する能力の低下が指摘されている。
私の息子は肩の筋肉や押す力が弱かったので、ここで紹介した室内遊びの他に時間があれば家でよく相撲をして遊んでいました。
初めは押す力がなかった息子も、筋肉がついたのと、押すという身体の使い方が分かったのか、だんだんと力強くなり、今では押し負けるほど強くなりました。
子供の運動する場所や機会が減っている中、親ができる限り協力して、子供が楽しく身体を動かせる時間を増やしていけたらと思います。