子供は片付けが苦手な子が多いですよね。自分の子供が視覚優位なのか、聴覚が優位なのか、特徴を見分けサポートすることによって、親子共々お片付けのストレスが減ります。子供が片付けやすいよう、周りがよりよいサポートすることが大切なポイントです。
片付けられない子供の特徴
視覚優位な片づけが苦手な多くの子供にみられる特徴は
- 片付け中に他のものに気がちり遊びだす。
- まだ片付けられていない玩具があっても気が付かない。もしくは目に入らない。
- 片付ける場所が定一に定められていない。
この三つがよくみられます。
この3点にしぼり改善方法を実践したところ大きく改善されたので紹介します。
片付ける時間をタイマー制にする
個性の差もありますが、多くのこどもたちは、好きなことには驚きの集中力を発揮しますが、そうでない場合、とても気が散りやすいです。
片付けるためには、玩具で遊びたい誘惑に打ち勝たなければいけません。
子供には、簡単ではありません。
例えば片付けているときに、気になる玩具を発見してしまうと、ついつい遊びだしてしまう。
ちょっとこのロボットを組み立ててから片付けるだけ。と思っていても、組み立てはじめてしまうと、集中力がそっちに発揮され片付けのことを忘れてしまう。
こういったことを防ぐのに有効なのがタイマー制です。
タイマーが有効な理由は??
競争や遊びが大好きなこどもにとって、タイマーがとっても有効でした。
時間をくぎることで、集中力をきれにくくし、ゲーム性もある。子供にとってこのゲーム性は重要で、タイマーを使うだけで
ダラダラと片付けていたのが真剣にとりくんでくれるようになりました。
真剣にとりくむことで、全部きれいに残さず片付けようという意識で部屋をみるので片付け残しも劇的に減少しました。
できれば、目覚まし時計を10分後に設定して音を鳴らすようにするなど、時計を目に見えるようにするのが有効です。
私はこどもチャレンジについていたタイマーを使っていますが、1分ごとに
「がんばれ!」「もうちょっと!」と声をかけてくれるので、とても重宝していておすすめです。
片付け場所にマークをつける
保育園や幼稚園で、子供が決まった場所に鞄や靴、タオルなどをしまえるように自分専用の印のシールを貼っているところが多くあります。
例えば、Aくんは魚マーク。Bちゃんはお花。Cちゃんはイチゴ。みんなそれぞれ違うシールが決められています。
見て、一目で自分の片付ける場所がわかるので、子供達もスムーズに片付けられます。
視覚優位ということは、耳できくよりも、目で見る方がわかりやすいということ。
例えば
この車の玩具を、あそこの緑の箱に入れなさい。
と言葉で聞くより
緑の箱に車のシールを貼っている方がわかりやすいというようなことです。
視覚優位な子供達にとって、目印というのはとても有効なお助けグッズとなります。
車は車の箱。ぬいぐるみはぬいぐるみの箱。と
それぞれ玩具の帰る家をつくってあげて、そこに目印のシールを貼ってあげる。
これだけで片付け上手になる上に、物の管理がぐんとしやすくなります。
あの玩具がない!どこ??
と聞かれるのがとてもストレスだったのですが、こちらも同時に解消されて一石二鳥でした。
無料のお片づけシールを利用
下のリンクからお片づけシールを無料でダウンロードできるので、弱粘着シールシートに印刷したり、剥がしやすいテープで貼ったりして良かったら利用してみてください。
大切な家具などに張る場合は剥がし後などつく場合があるので、じゅうぶんに注意してくださいね。
ひと工夫で日々のストレスを軽減
上で視覚優位について述べましたが、例えば
「テーブルの上に立ってはだめって言ってるでしょ!」など
何度も何度も同じことを言っても、忘れてテーブルの上に立つこども。
私の子供の場合、テーブルに×マークのシールを貼るだけで、立たなくなりました。
自分の子供の特性を知ってそれに合った対策をたてることは、日々の小言のストレスを軽減してくれるのに役立ちます。
是非、こどもにあった対策を試してみてください。